別名はコルククヌギ。山地に生える雌雄同株の落葉高木。樹皮は押すと弾力があり、コルク材や薪炭材としても利用されました。現在では椎茸の原木として利用されることが多いようです。葉うらに毛を密生し灰褐色であることからクヌギとは区別できます。公園などでも、たまに見られます。
春に花が咲き、その翌年の秋に堅果(どんぐり)が実ります。
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アベマキとクヌギの"ゆん流見分けかた"は、アベマキとクヌギの見分けかたのページを見てください。
2002.10.19
9月22日にとった写真ですが、アベマキのどんぐりがけっこう落ちていたので、見てみてください。
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左の写真は、9月23日のどんぐりの 冬芽が3つと、今年どんぐりになるの |
2002.9.15
仕事場の庭にアベマキの樹(き)がやってきました。つゆの前に植えられたと言うのに、今年の夏の干ばつでへなちょろの葉っぱと実です。普通なら、大人の手の長さくらいの葉になるのですが、指1本分の長さしかありません。写真→のようにどんぐりの赤ちゃんもできていますが、なんだか形が変です。
まぁ、とりあえず、かんさつしてみましょう。
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アベマキは、クヌギやカシワのように大きくコロンとした、どんぐりがなります。でも、どんぐりがまだ小さい赤ちゃんの時は、←写真のように殻斗(かくと)というものにつつまれています。殻斗(かくと)のことを、「どんぐりのぼうし」という人もいます。殻斗(かくと)は、虫や病気などからどんぐりを守っているのだそうです。もう少ししたら、殻斗(かくと)のまん中あたりから、どんぐりが顔をのぞかせると思います。
それから、アベマキとクヌギは、どんぐりだけだと、とても見分けがつきにくいのです。葉っぱだけでもむずかしいかもしれません。アベマキの葉っぱのうらに毛がたくさん生えていて手ざわりがクヌギとはちがうといいますが、見分けるポイントは色です。色でくらべてみてください。アベマキは茶色がかった白っぽい色で、クヌギは黄緑色です。ゆんにとってわかりやすいのは、ミキですね。色と形。ただ、おすと消しゴムをおしたような感じになると書いた本もありますが、ギュゥっとおさないといけないし、あまり分からないかもしれません。くわしくは、アベマキとクヌギの見分けかたのページを見てください。