すきな樹(き) 2001.1.2〜

アカガシ

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アカガシ(ブナ科コナラ属) Quercus acuta

 赤樫。オオガシ、オオバガシとも。山地に生える雌雄同株の常緑高木。老木では樹皮が鱗片状にはがれます。材が紅褐色をしていることからアカガシと言われるようです。そして、重くて堅い材は、良い器具材となります。
  春に花が咲き、その翌年の秋に堅果(どんぐり)が実ります。どんぐりも葉も環境によってかなり大型のものとなります。

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photo by
Hiroshi Takahashi

2003.4.21

 日本の巨樹(きょじゅ) 巨木(きょぼく)というホームページを作っている たかはしさんに、アカガシのどんぐりの写真をもらいました。

 アカガシのどんぐりはけっこう大きくてしっかりしていす。まわりに落ちている葉っぱもアカガシのものですね。どんぐり殻斗(かくと=どんぐりのボウシの部分のこと)もたくさん落ちています。

 


2002.8.31

 6月30日に雨の中、写真をとったのですが、夏休みの宿題のように今、書きます。

 科学館にいってひょっと見ると、アカガシがありました。実もたくさんついているようです。右の写真のように、葉っぱのつけ根に2つづつくっついています。去年の写真の実よりもだいぶ大きくなっていますので、比べてみてください。

 それから、葉っぱをみると、ふちにギザギザがありません。他のどんぐりがなる樹(き)は、たいてい葉っぱのふちにギザギザがありますので、アカガシかどうか、すぐにわかります。

 


2001.1.2

大きな写真へ ちょっと雨にぬれたので わかりにくかもしれませんが、右の写真の赤い丸の中もの、なんだかわかるかな?・・・これを大きくしたのが、左の写真です。何か、虫のしょっ角みたいなのが、3つ出ていますね。なんでしょう?
  実はこれは、冬をこす「どんぐり」の赤ちゃんです。
  「どんぐり」というのは、アラカシのページでお話したように、いろんなものがあります。そして、中には、花がさいた その年に「どんぐり」になるものと、冬をこして「どんぐり」になるものがあるんです。たまに神社にもある樹(き)だから、見つけてよく見てみよう。どんなふうに大きくなっていくのかも見てみたらいいかもね。

 


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