アカマツ(マツ科マツ属) Pinus densiflora
赤松。別名メマツとも。乾燥した岩場など山地に生える、雌雄同株の常緑高木で、樹高30m〜35m程度となります。樹皮は赤茶色で目立ち、老木になると亀甲状に裂け目ができます。近年マツノザイセンチュウの被害により、枯木が多くみられます。葉は二出葉で針状、先端は尖り5〜12cm、基部は茶褐色のさやに被われています。春に開花し、球果は翌年の10月に成熟します。
また、松ヤニを膠やテレピン油として利用します。庭木や防風林、盆栽や建材など、多様な用途があります。
2003.2.22
あまり、山では見かけなくなったアカマツ林ですが、庭にはよく植えられているので、みなさんのお家にある樹(き)かもしれません。
うちの家にも、庭に1本アカマツがあって、よく葉っぱをとって2本を組んで、引っぱりあいっこをして友だちと遊びました。あまり葉っぱをたくさんとって、じぃちゃんにおこられて、気がついたら手がヤニでニチャニチャになっていることもありました。
実は、マツのなかまの葉っぱにはいろいろとあって、アカマツのように2本が1セットのマツの他に、外国産のマツに多い3本で1セット(テーダマツなど)、5本で1セット(ゴヨウマツなど)があります。この1セットの葉っぱをカッターナイフなどで右の写真→のように赤い線のところで、スパッとまっぷたつに切ってみてください。
松の葉っぱの切り口を見ると、上の図↑のようにアカマツは半円形に、テーダマツはおうぎ形に、五葉松(ごようまつ)は三角形になります。丸いケーキを、それぞれ、2つ、3つ、5つに切って分けた形と同じなんです。
まつぼっくり("まつかさぼうず"って言う人もいます。くわしいことは、アンケートを見てください。)も、知っていると思っているわりには不思議なことが多いみたいです。
まつぼっくりは、羽のようになったところの間に、種(たね)を2つづつ入れておくタナがあります。学校でげた箱に左右の上ぐつをおいているような感じで、2つづつきちんとならんで入っています。つまり、まつぼっくりは、マツの種(たね)の「ゆりかご」なんです。