すきな樹(き)1999.6.15〜

ぶどう

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ブドウ(ブドウ科ブドウ属)Vitis vinifera

 葡萄。落葉蔓性木本。世界で最も多く栽培されているくだもの。ヨーロッパ系(マスカット・オブ・アレキサンドリア、甲斐路など)のものと、アメリカ系(ベリーA、デラウェアなど)に分けられます。また、様々な交雑種による品種改良で多くの品種が作られています。梅雨があり、夏に高温多湿となる日本に比較的合うのはヨーロッパ系よりはアメリカ系です。12世紀末に勝沼で栽培が始まったと言われているのだそうです。

おことわり
植物の種(しゅ)の名前はカタカナで書くことになってますが、
ページの題名は、ひらがなで書いています。

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2001.2.11

 ぶどうの冬のすがたや、枝のこと、分かる人は少ないと思う。どんなかっこうをしているか、というのは、ここにのっている右の写真を見れば分かりますよね。

 ぶどうはツルなんだけど、けっこうカクカクと曲っています。芽のついているところが節になっていてそこが曲っているのです。その芽のところを大きくした写真が左のもの。ほんとうの太さは樹(き)によってちがうのですが、この写真のぶどうの枝は、直径が5mmくらい。芽は わたのようなものや カラのようなものにおおわれて、冬の寒さから守られています。

 ぶどうの節のところをよく見てみると、ちょっと太くなってる。これを タテ半分にわったのが右の写真。茶色い皮の下はすぐに うすい緑色をしたところで、これは冬でも緑色。春になって あたたかくなってくると、もう少し緑色がこくなります。うすい緑色の中身は、うすい茶色で、わたのようなものがつまっています。芽のところは節になっていて、わたのようなものはありません。

 こんな枝だから、農家の人が せん定(せんてい=枝を、きれいにするために切ること)するときは、犠芽(ぎが)せん定といって、節(または芽)のところで切るようにします。節と節の間で切ると、わたのようなものが入っているところに水がたまって、枝がくさりやすくなるからです。切ったところの芽は大きくならないので、枝がのびだしてからまた切りなおします。枝がのびるようになると、切り口をすぐに ぶどうの樹(き)がふさいでくれるから、くさりにくいのです。
 同じように切るものに、いちじくやキウイフルーツがあります。もし、枝を農家の人にもらったら、上手に二つにわってみて下さい。そして、手でさわってみて下さい。ふつうの樹(き)とはちがうと思います。ただし、いちじくの樹(き)から出る白いしるはかぶれるので、うすいゴムてぶくろをして さわってね。


1999.6.15

 調べてびっくり、ぶどうは12世紀末には日本に入ってきてたんですね。そんな昔は、どうやってぶどうを食べていたんでしょう。気になりませんか?生で食べてたのかなぁ。それとも、お酒にしてた???どうなんでしょう。

 それから、みなさんはどんな ぶどう が好きですか?皮のまま食べますか?種があるといやですか?一番多く作られているので、いろんな食べ方がありそうですね。友だちがイタリアみやげに買ってきた料理の本には、ぶどうの葉っぱを利用した”ちまきのようなもの”までありました。イタリア語なので、何がかいてあるのか、ぜ〜んぜん わらないんですけど、写真に出ていました。ところ変われば‥‥ですね〜。世界は広いです。

 山に行くと”やまぶどう”というのがあって食べることができるんですが、これがまた、ちょっとすっぱくて山ン中で食べるにはちょうどいいんですぅ〜。でも、食べるとすぐにわかっちゃうんですよ(^ ^ 。口の周りがぶどうの色になりますから‥‥(^ ^ 。一度、ジャムにしようとしたんですが、種が大きくて実の部分が少ないので、種と実とを分けるのに うらごしするのが大変でした。やっぱり、やまぶどうは生で食べるのがいいと思います。

 

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