冬苺。カンイチゴとも。山地に普通にみられる常緑低木。長い匍匐枝(ほふくし)を伸ばし、その先に新しい株をつります。心形で浅く5裂した葉は互生し、両面の葉脈に単毛が、縁には歯牙状の鋸歯があります。単毛は茎にも密生しています。
秋に枝先に白い花をつけ、12月には赤い集合果をつけます。
2002.12.12
いつもの、フユイチゴのヒミツの場所へ行ってきました〜。
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フユイチゴは、たぶん冬に実がなるから「フユ」イチゴだと思うのですが、本には「山にはえている」と、よく書いてあります。うちのあたりだと家の前から山なので、学校の帰り道にもよく見ていました。
やはり、山の林道(りんどう)などのわきには、よく生えています。スギの樹(き)の下なんかにも生えています。たくさん、かたまって生えているところもありますが、ちょっと、日かげになったところが多いような気もします。わたしがやってきたここは、林道(りんどう)の右と左にフユイチゴが続いて「イチゴ通り」っていう感じです。
このヒミツの場所は、とくに今年はたくさん実がついていて、深い赤色で とてもきれいです。ひとつぶ ひとつぶは、とても小さな実なのですが、かたまって実がついていて まっ赤で、葉っぱの緑とあわさると、とてもきれいなものです。実は、順々にじゅくしていき、しもがおりてダメになるまでピッカーと光って赤くてきれいなままです。 もう、1回は強いしもが おりたので、そろそろダメかもしれません。
←なんだか、手にのせている写真を見ていると、ビーズのようですネ。ちょっとヒゲみたいのが出ているのは、め花のあとです。