すきな樹(き) 2002.9.17

イチイガシ

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イチイガシ(ブナ科コナラ属)
   Quercus gilva

一位樫。雌雄同株の常緑高木(20〜30m)。暖地の山地に生えていますが、社寺の境内にもよく植えられています。老木では樹皮がパラパラと剥がれ、独特の質感をもちます。葉は革質で3〜12cm程度、上部に鋸歯があり、堅果(どんぐり)は2cmくらいで、1年型、肩の部分から放射状に灰色の毛が特徴です。

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2002.9.17

 うちのあたりでは、ちょっと寒いのか?イチイガシの樹(き)は、見たことがありません。どうやら、あたたかいところにある樹(き)のようです。

 3月にとった写真です。仕事で行ったところの近くに神社がありました。そこには、2本のイチイガシがあって、御神木(ごしんぼく)になっていました。

 ちょうど、真っ黒になった樹(き)の切りカブがあったので、そのうえに、どんぐりと落ち葉をならべてみました。どんぐりは、ぼうしとばらばらになっていたので、このどんぐりのぼうしではないかもしれません。どんぐりの頭のところに、白い毛のようなものがあるのが、よくわかると思います。これが、イチイガシのどんぐりらしいところ、のようです。なんだか、しっかりしたどんぐり、というような感じもします。

 葉っぱのほうは、大人の指の長さくらいなのが、たくさん落ちていました。形もいろいろで、左半分が葉っぱのうら、右半分が葉っぱを表からみたものです。葉っぱのギザギザは上半分についていました。樹(き)についている葉っぱは、こい緑色でした。

 


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