すきな樹(き) 2003.4.2〜

ダイオウショウ


photo by Yamada Naokimi

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ダイオウショウ(マツ科マツ属)  Pinus palustris

 大王松。オイマツ、ダイオウマツとも。北アメリカ東南部原産のマツの一種。雌雄同株の常緑高木で、原産地では40m前後の高さまで成長しますが、日本では20mくらいまで。

 樹皮は暗灰褐色で縦に亀甲状に裂け目ができます。球果は卵状の錐形で20cm前後と大きなものです。三出葉で、若木では50cmを軽くこえる、松では最も長い葉を持っています。しかし、老木になると20cmをこえる程度となるようです。寺や神社、また庭にもよく植えられ、若木の独特の長い葉は観葉植物や、花材として使われます。

球果(きゅうか)ってなぁに?


photo by Yamada Naokimi

2003.4.2

 叩き彫(たたきぼり) 山田昭雲(しょううん)・山田尚公(なおきみ) 作品集の、山田さんから、ダイオウショウの写真をたくさんいただきました。

 けっこう、庭にうえられていることが多いのですが、うちの庭にはありません。山田さんの写真のダイオウショウは、林業(りんぎょう)試験場(しけんじょう)にあったものだそうです。 ミキのようすもちがいますが、一番のちがいは葉っぱの長さと、まつぼっくりの大きさです。

 山田さんに注文して、まつぼっくりの大きさが分かりやすいようにと、手にとった写真も送ってもらいました。大人の男の人が持って、この大きさです。とても大きいですね!


photo by Yamada Naokimi

こんなに大きな、まつぼっくりです▲


photo by Yamada Naokimi

山田さんの手と
くらべてみてください▲

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photo by Yamada Naokimi

小さいほうは、アカマツまつぼっくり
でしょうか?▲
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photo by Yamada Naokimi

樹(き)に くっついていたほうから
見たところ▲
(クリックすると大きな写真になります)

 


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