2003.1.26
←左の写真は、たぶん、ツクバネガシのどんぐりです。近くには他にどんぐりがなる樹(き)は見えなかったので、たぶんそうだと思います。
もう、半分くさりかけていますが、けっこう細長い、スマートなどんぐりです。このどんぐりの先ッポのほうは、3つに分かれるそうです。灰色の丸いのは、どんぐりになれなかったシイナでしょう。私の手と大きさをくらべてみてください。
次に、右の写真ですが、 落ちていた葉っぱをひろったものです。ちょっと、きずがついています。何か動物にでもちぎられて、落とされてしまったのでしょうか?
この葉っぱをよく見てみると、とても変わっていることに気がつきました。
葉脈(ようみゃく=葉っぱのジクのところ)の根もとのところを見てみると、まん中にスジが入っています。(中には、スジが入っているかどうか、わかりにくい葉っぱもありました。)それから、葉っぱのふちが、うらがわに向かってそりかえっています。下に、大きくした写真をのせるので、よく見てみてくださいね。
![]() 葉脈(ようみゃく)のまん中、へこんでいます▲ |
![]() 葉っぱは、うらがわにそりかえっています▲ |
次に、葉っぱのつきかたです。枝だの先に葉が4〜5枚かたまってついていることから、「ツクバネ」という名前がついたのだそうです。
![]() 表がわ▲ |
![]() うらがわ▲ |