すきな樹(き) 2002.9.15〜

ウバメガシ

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ウバメガシ(ブナ科コナラ属) Quercus phillyraeoides

 姥目樫。イマメガシ、ウマメガシとも。暖地の海岸沿いの山地に生える雌雄同株の常緑小高木。葉は互生し、光沢があるが、他のブナ科のものを比べる小型です。よく枝わかれし、生け垣などに使われていることが多いのがこの樹です。材はかたいので、備長炭の原料にされています。
  春に花が咲き、その翌年の秋に堅果(どんぐり)が実ります。

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2002.12.12

どうも、 ソフトの調子が悪くてダメだったのですが、なんとか更新(こうしん)。

◎◎◎

ウバメガシなんですが、ほんとにまちの公園なんかに たくさんうわっています。右の写真は車で1時間半くらい行ったところの公園のウバメガシの生けがきです。

生けがきは、1年に何度か樹(き)をせん定(=樹(き)の枝を切って、樹(き)の形をととのえること。)するので、ほとんど、どんぐりの実はつきません。

さて、どんぐりはというと、もう大きくなって茶色くなって、落ちてしまっています。下の写真は、どんぐりが大きくなっていくようすと、もう落ちそうな、どんぐりです。この2枚の写真は、生けがきではないウバメガシの樹(き)です。


9月16日
 どんぐりがだんだん出てきました。


11月16日
 ずいぶんと大きくなったどんぐり
 写真をとっていたら、落っこちてしまいました。

 

2002.9.15

ウバメガシは、よく生け垣にされているので、冬がそんなに寒くないところの人はよく見ている樹(き)かもしれません。ただ生け垣は枝を刈りこまれるので、なかなか花がさかず、どんぐりがなる樹(き)とは知らない人が多いみたいですネ。

 葉っぱは、どんぐりがなる樹(き)にしては小さめです。私の指と比べてみてください。

 この写真の樹(き)は生け垣ではなく、自然な樹(き)の形で大きくなってきたので、ところどころに、冬ごししてきた、どんぐりの赤ちゃんがついていました。これから秋になって、どんどん大きくなってくるはずです。

 もし、お家の近くにこの樹(き)がある人は、どんぐりの赤ちゃんをさがしてみてください。よく見てみるとあるのかもしれませんヨ。


 

 

 


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