すきな樹(き) 1999.10.17〜

ズミ

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この写真は、下から見上げて撮りました▲

ズミ(バラ科リンゴ属)
   Malus sieboldii

 酢実。別名はコリンゴ、コナシ、ミツバカイドウなど。樹皮を煮出して染料にしたり、絵の具の原材料にもなるので、「染み」からズミの名が変化したと言われています。高さ5〜8mになる落葉小高木。枝には刺があり、老木になると樹皮に立てに割れ目ができます。りんごに良く似た花を咲かせ、秋には赤い実を付けます。中には黄色に熟すのもあり、キミズミと呼ばれます。


1999.10.17

 ズミって、知っていますか?山にも生えてますけど、庭木やいけがきによく使われているんですよ。(右の写真は、横から見たところ)

 実の大きさは、直径1cm足らずですが、たくさん枝についています。1本の樹(き)の中で、赤い色〜山吹色(やまぶきいろ=ちょっと赤みのかかった黄色)の実がすずなりになっています。この実、りんご園のおっちゃんが「世界一小さいりんごじゃ。」と言っているのですが、その話を本当にしてはいけません。「そうなのか〜(^ 0^ )」と思ってかじると、めちゃくちゃすっぱいのです。漢字でかく、「酢実」そのまま‥‥。丸いところだけにして、ホワイトリカーに付け込み、お酒にするそうです。(左の写真は、下から見たところ)

 なお、生でかじっても毒ではないので、だいじょうぶです。すっぱいの かくごで かじってみてください。(^ _^ )

 


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