スノキ属でサイアノココス節に属すものの総称をブルーベリーと呼びます。高さ30cm〜3mの落葉低木。栽培されているものはハイブッシュ系、ラビットアイ系、ロープッシュ系の3つの系統があります。日本ではハイブッシュ系、ラビットアイ系の2系統が主に栽培されています。ハイブッシュ系は比較的早く熟して良食味ですが、ラビットアイ系より育てにくく、収穫期間は短くなります。秋には紅葉し、花、果実、紅葉と楽しむことができます。
近縁のクロマメノキが亜高山帯〜高山帯にかけ、自生しています。
2001.4.22
今年も、ブルーベリーに花がさきました。 見た感じはスズランみたい。でも、スズランの仲間(ユリ科)ではありません。ドウダンツツジなどがブルーベリーの仲間です。とても良くにた花がさきます。花の長さは1cmもありません。小さい花です。
ブルーベリーの花は、たくさんの花が一ケ所について房(ふさ)になります。花は、じくの下のほうから順々にさいていきます。少なくとも1週間は次々と白い花がさいていきますよ。ほかに、赤みのかかったピンクっぽい花のブルーベリーもあります。品種によっては、花の色や房(ふさ)の付き方がちがうみたいです。
2001.1.8
ブルーベリーにやってくる虫を整理してみました。
「そんなに虫はやってこないよ」と言われているブルーベリーですが、ほんとは いろんな虫がやってきます。では、どんな虫がやってくるのか見てみましょう。
←まず、みんなも きっとわかるテントウムシ。全体的に赤い虫で、黒い点々が7つ ついています。なんていうテントウムシか、わかりますか?
そう、「ナナホシテントウ」ですね。これは、ブルーベリーの葉っぱや くきから
しるをすう、アブラムシという小さい1mm〜2mmの虫を食べてくれます。テントウムシの幼虫(ようちゅう)もアブラムシを食べます。
→次に、右の写真はイモムシです。こんなに大きなイモムシがいると、あっというまに葉っぱが かじられて なくなってしまいます。
←今度は、ケムシ。ちょっと わかりにくいけど、いっぱい毛がはえていて、体には黄色や赤い色もついています。カキの木なんかにもいる、ケムシです。これは、まだ2cmの大きさですが、どんどん葉っぱを食べて5cmくらいの大きさになります。このケムシも、あっというまに葉っぱを食べてしまいます。
↓この、はでな黄色いのもケムシで、葉っぱをムシャムシャ食べているところです。5cmくらいです。このケムシも近くのカキの樹(き)にもいました。
→これはみの虫。葉っぱのうらに みの虫がいるのが分かりますか?ちょっと白っぽくて
よこに細長く見えます。みの虫は葉っぱで"みの"を作ってその中に"いも虫"みたいな虫が入っています。指の大きさと
くらべると分かるけど、大きさは1cmくらいの小さいみの虫です。 葉っぱを食べるから、ブルーベリーにはあまりうれしくない虫です。
さて、こんどは むずかしいです。
←まず、 どこに虫がいるのか わかる?じつは、白い色のところが虫なんです。カイガラムシといいます。ほとんど動きません。指で取って うらがえすと木にくっついているところが赤い虫です。5月〜6月ころになると、小さい幼虫(ようちゅう)が動き出します。
2000.12.17
11月の3日、ブルーベリーに季節はずれの花がさきました。(左上の日付けは、この文をかいている日付けで、写真をとった日ではありません。)
今年は本当にあたたかくて、ブルーベリーも春がきたのかと まちがえたみたいです。今までに こんなことはなかったのですが。ほかのブルーベリーの木は花はさいていませんでした。この木だけ。
今、花がさいてしまうと、さいたところには実はなりません。
1999.12.7
ブルーベリーの葉っぱは、けっこうきれいなんです。しもがおりると、真っ赤に紅葉(こうよう)します。
左の写真は、葉っぱの表です。この写真ではよく分からないかもしれませんが、品種によってはの形や大きさ、あつみ、葉脈(ようみゃく=葉っぱのスジのところ)の形などが ちがうみたいです。左の2まいが「ブルークロップ」という品種で、右の2まいが「ブルーレイ」という品種の葉っぱだと思うのですが、落ちはをひろったので、たしかではありません。
次に、同じ葉っぱを うら返してみました。順番も同じ順番でならべています。右の2まいの葉脈(ようみゃく)や葉のうら全体が赤いですね。これも、おそらくは品種による差だと思われますが。拾って、家に帰ってから葉っぱの形のちがいに気が付きました。
来年は、もう少しちゃんと見ようっと。(^^;
1999.11.26
ブルーベリーの根っこは浅い ということは、植木ばちで育てるとよく分かります。特に夏には水をずっとやらないといけません。植木ばちの大きさにもよりますが、はち受けに水をためて3〜4日すると、左の写真のように、枝先の葉っぱから茶色く かれてきます。ふつう、植物は 水やりをしないと、下葉(したば=古い葉)から黄色くなって葉っぱが落ちてしまうのですが、ブルーベリーの場合はどうも新しい枝の先のほうの葉から かれてくるようになるので、ヘタをすると 枝まで先っぽから かれてきます。ほんとうの干ばつ(かんばつ)です。
ちょっと 枝の先っぽが しおれてきた時に水をやると、かれていくのはだいたい止まります。少しくらい 枝の先の新しい芽が かれてしまっても、その下あたりの芽から 枝がのびてきます。ただし、夏のめちゃくちゃ暑いときの かんばつでは来年の花芽が つかないことになるようです。
右の写真は、上の写真の「↓」の部分を大きくしたものです。枝の先っぽのはからかれていく様子がよく分かると思います。かれてきてから3ヶ月ほどになるので、黒っぽい色をしています。
1999.7.28
なんだか、目に良いってすっごくブームになってましたよね(^^ ほんとかなぁ‥‥と思って、いっぱい食べたことがあるんですが、よくわからなーいです。
とはいっても、実は、ゆんはもともと目がめちゃくちゃ良くて、視力(しりょく)を計る機械の最高の数字が視力(しりょく)になっています。それに気がついたのは2年前。「視力(しりょく)が落ちてる!」と言ったら、「それがこの機械ではかることができる一番よい視力(しりょく)です。」と言われました〜(^^;; オペラグラスくらいなら、なまで見た方がよく見えるもんね。でも、ほんとの視力(しりょく)を知りたいような気もする‥‥‥?。
花もかわいいし、実も食べられるし、紅葉(こうよう)もきれい。ならば、庭木にでも‥‥と思っても、ほかの樹木(じゅもく)とはちがって酸性(さんせい)(pH4〜5)の土が好きなブルーベリー。水をきらさないようにしないといけないけど、水はけが良くないといけない。その土地に合えば農薬(のうやく)を使わなくても育てることができる といわれていますが、植える場所をさがすだけでも むずかしそう。
家に うえ木ばちにして作っていて、5年くらい前から夏の間の おべんとうのいろどりになってまーす。でも、水やりが大変でーす。すぐに葉っぱが茶色くなってしまいます。(^^;;;