ハンカチノキ(ダビディア科) Davidea involucrata
中国原産の落葉高木。別名ハトノキ。2枚の白い包葉が、ハンカチのように見えます。昔、皇帝の一人娘は農村の青年と恋仲になった。しかし、青年は、このことを知った皇帝に殺され、樹になる。そして、樹に取りすがって泣いた姫の魂が花になったという、伝説があるらしいです。中国名の”コントン”は、その青年の名前だそうです。
2003.5.4
今年も、ハンカチノキの芽が出て、花がだんだん大きくなってきました。今回の写真は、すべて4月29日にとったものです。
まずは、芽がふくらんで葉っぱがのびてきます。右の写真→を見ると、葉っぱが折りたたまれていたのが、じょうずに出てのびてきているのが分かると思います。不思議ですね!これから葉っぱがどんどん、大きくなっていくんですから。
まだ、れいのクサイにおいは、まだほとんどしません。
そして、左の写真←にあるように、茶色のもこもこした丸くてボールのようなものがツボミのかたまりになります。この、ツボミを包むようにして包葉(ほうよう=葉っぱが変化したもの と、言われています。)が、葉っぱと同じ緑色からだんだんと白い色に、そしてだんだんと大きくたれ下がってきます。
ハンカチノキを見上げてみると、今年は、昨年にもまして、たくさんのツボミがついているのが分かります。このお家の人の話によると、こんなにツボミがたくさんついていると、ひとつひとつの花(包葉(ほうよう))の大きさは、あまり大きくならないそうです。
▲樹(き)の上のほうには、 たくさんのツボミが見えます |
▲こんな感じです |
▲まだまだ包葉(ほうよう)も 小さいです |
また、明日行ってみようと思います。包葉(ほうよう)がかなり大きくなってきていると思います。ひょっとすると、だいぶ白くなっているかもしれませんね。
2000.11.29
ひさしぶりに、ハンカチノキのページを 更新(こうしん)(こうしん)します〜。
ずっと同じ樹(き)を取材していますが、今年は けっこう花がさいて実がたくさんついていました。あの花からこんな実がなります。かたいです。大きさは、長い方で3.5cmくらいでしょうか?スキャナにむりやり
おしこんで絵をとりました。(^^
取材したところの人のお話だと、たくさん花がさく(実がなる)年とそうじゃない年があるそうです。おもしろいですね。
1999.6.4
取材の写真、できました〜。なんだかヘタクソなんですけど(^^。フラッシュを使わなければよかったかも?朝、とったのに、夜みたいな写真になってしまいました。
左の写真の茶色の丸い部分が花になるそうです。それと、花が満開のものを真下からとった写真が右の写真です。プリントした写真だと、白い包葉(ほうよう)の葉脈(ようみゃく=葉のすじのところ)が見られるんですが。
1999.5.6
取材に行ってきました。木の上の方に10こくらいの花がさいたり、つぼみだったりしていました。早い花は4月26日ころから、花が見えていたそうです。上の写真の白い包葉(ほうよう)は、はじめは 葉っぱと同じ色、同じ大きさなのだそうです。もうちょっと、早く行ってみればよかったかも?
でも、なんだか においがすごいんです。ガスもれの においっていうか・・・(^^;。「見た目とちがう!ふえぇ〜〜。」といった感じ。
人に借りたカメラで写真をとってきたので、また、写真をのせますね。うまくとれてるのかなぁ・・・。ちょっと心配です・・・。
1999.4.10
ホームページを見た人が、教えてくれたんです。なんだか変わった、でも、きれいな花をさかせるみたいです。ここにのっている写真は去年のもので、お借りしてきました。今年は5月になったらさくそうです。いちおう、取材(しゅざい)に行ってみようかな〜っと、思っています。初取材(はつしゅざい)‥‥、わくわくします。
ということで、お楽しみに〜。
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