カラマツの芽ぶき 写真をクリックすると大きくなります。 |
カラマツ(マツ科カラマツ属) Larix leptolepis Gord.
唐松、落葉松。別名はラクヨウショウ、フジマツ。雌雄同株の落葉高木。日本特産の秋に黄変し、落葉する裸子植物です。樹脂からテレピン油がとれるそうです。東北や信州では山によく生えていますが、西日本でも高い山に登れば林があります。人の手で造林されているところもあるようです。
2005.5.30 photo by あんこさん |
2005.6.11
引き続き、あんこさんから いただいていた北海道のカラマツの写真です。
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葉っぱもだいぶ のびてきて、樹(き)、全体がきれいな黄緑になってきたころだと思います。黒い粒がついているのは、たぶん雄花(おばな)です。後ろのほうのピンク色はヤエザクラだそうです。コントラストがとてもきれい。
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2005.6.4 photo by あんこさん |
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6月に入ると、葉っぱものびて、雄花(おばな)は茶色くなってしまっています。後ろのヤエザクラも花が終わって葉っぱがしげり、北海道も初夏っていう感じですね。
2005.5.21 photo by あんこさん |
2005.6.11
なんだか葉っぱがブラシのようになってきました。3ページから順に見ていくと、葉っぱの出てくる早さが分かると思います。
冬に葉っぱがない樹(き)は、落葉樹(らくようじゅ)といいますが、この芽ばえのエネルギーを、そのミキにたくわえていると言われています。樹(き)の栄養分を作るのは思に葉っぱですから、春のこの時期は、「早く葉っぱを開いて、仕事をしなくっちゃ!」と、樹(き)が言っているようにも見えてしまいます。
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