すきな樹(き) 2004.6.17〜

マンリョウ

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マンリョウのめばえ


マンリョウ(ヤブコウジ科ヤブコウジ属)Ardisia crenata

万両。常緑低木で、樹高は30cm〜100cm程度。西南暖地の林内に自生しますが、庭木や社寺等でもよく植えられています。葉は長楕円形で分厚くふちは波打っており、互生します。葉裏は成木では薄緑色ですが、幼木では紫がかることが多いようです。上部小枝の先端に散形、または散房状に白い花が咲きます。実は、晩秋に赤く色づきますが、中には白色や黄のものもあります。
正月飾りの鉢物、寄せ植えとして玄関を飾ることも多い、おなじみの樹木です。

2004.7.10

 マンリョウの花です。ナスの花みたい。

 やっとさいています。ツボミから長いことかかるもんですね。樹(き)がかきの下にあって、日陰になっているからかも。

 まだツボミのままのもあるし、ぷちっと小さい実になっているのもあります。手はわたしの左手です。

お地蔵様と子持ち杉

2004.6.17

 すでに、めばえとしてページをつくっているマンリョウですが、街の人のうちでも、けっこう身近にあるんではないでしょうか?この花の写真は、うちの庭にあるマンリョウです。

子持ち杉の横側 じぃちゃんたちの間では、センリョウといっしょに話されていて、子どものころの私は、「ツルは千年、カメは万年」と、ごっちゃになって覚えていました。

 マンリョウセンリョウ。どちらも赤くて丸い実がなりますが、「マンリョウは下向き、センリョウは上向きに実がなる。」と教えてもらいました。でも、マンリョウセンリョウ」は、近いなかまではありません。マンリョウヤブコウジ科、センリョウはセンリョウ科で、ずいぶんと ちがうなかまです。花を見ると分かります。

花は、どちらも夏に さきますが、マンリョウは野菜のナスににた形の花、センリョウは花びららしきものが、見えなくて「なんだこりゃ?」という形の花です。また、写真がとれたらのせますね。

 次に、この右の写真は、 神社のマンリョウです。9月ころにとった写真で、実が大きくなってきているのが分かると思います。まるっこくって、かわいい、この実は冬までに赤くなりますが、春くらいまでそのまま樹(き)に実がついています。長く樹(き)に赤い実がくっついているから、良いものとされて、それで お正月のかざりに使うのかな?(ゆんは、クリスマスリースに使っていますが。)


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