イタジイあるいはナガジイとも。雌雄同株の常緑高木(20〜30m)。一般的に「椎(シイ)の木」と言われているのは、このスダジイが多いようです。暖地の山地に生えていますが、庭や公園にもよく植えられています。葉は革質で互生し、上半分に波上の鋸歯があります。幹は大木になると縦に裂け目ができ、直径3mにもなります。堅果(どんぐり)は、殻斗に覆われ、成熟すると上方向から3つに割れる2年型。
2002.12.23
今日、樹木(じゅもく)の見本園でスダジイの葉っぱのうらの写真→をとってきました。このスダジイの樹(き)は葉っぱがふつうのより大きい感じですが。
スダジイの葉っぱは、表から見てもそんな変わった葉っぱには見えませんが、うらがわを見てみると、少しテカッと光っていて白っぽいけど、赤っぽい茶色に見えます。
2002.12.16
10月27日にとった、スダジイの実(どんぐり)の写真です。
今では、もうスダジイの実はシイナ(=中身の入っていない実のこと)や殻斗(かくと=どんぐりのぼうし。スダジイは、どんぐりをつつんであったものが、殻斗(かくと)です。)くらいしか落ちていません。10月27日でも、ほとんど樹(き)の上にはどんぐりがありませんでした。
でも、よ〜く見てみると、左の写真←のように殻斗(かくと)からどんぐりが顔を出しているのや、まだくっついているのも、ほんの少しですがありました。あと、右の写真→のように、殻斗(かくと)だけくっついているのがありました。
さて、まだ、いくらかどんぐりも地面に落ちていたのですが、スダジイのどんぐりは、まだ青いどんぐりのうちから殻斗(かくと)の先っぽが割れて、顔を出しているのが多いみたいです。それからも、しばらく樹(き)の上にいて茶色くなるみたいです。それから、けっこうどんぐりは毛深いみたいで、よく見てみると細い毛がたくさん生えています。
あと、さっきお話した"シイナ"のどんぐりですが、一番右の写真になります。中はゴミみたいなのがつまっていて、中身(ちょっとくりっぽい感じ?)がありません。手に持ってみるとほかのどんぐりと比べて軽いので、わかります。
では、写真をいろいろのせておきますね。
なんとな〜く かわいい形★ |
これが、シイナ 中身がないンです |
2002.9.17
またまた、いつもの科学館でとった写真です。まずは、葉っぱから。
大人の手の指くらいの長さの葉っぱで、先っぽのほうかが、ちょっと波打ったようにギザギザになっています。このギザギザはほとんどないようなものもあります。
次に、ミキのようすです。ちょっとコケみたいなもの(地衣類(ちいるい)というものかもしれません。)が生えていますが、黒っぽい色をしています。けっこう、つるつるですが、大きくなってくると、たてにさけ目が入ってきます。ちょっとヒマラヤスギのミキとにている感じになります。
科学館の近くに公園があって、スダジイの樹(き)はないかな‥‥?と、さがしてみると、ありました、ありました。車をおいてあるところに10本もあったでしょうか?枝のあちこちに実をつけていました。
中には、どんぐりがちょこっと、顔を出しているのもありました。
‥‥秋がもうすぐそこまで来ているのかな?
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左下に写っているのは、私の手。 大きさをくらべてみてください。 |
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