2002.9.14〜
2005.5.11 モンゴリナラについて、こう新
どんぐりと、どんぐりのぼうしをよく見てください。あと、葉っぱの大きさや形もおぼえておくといいです。 自分でさがしてみてください。
ここにのっているほかにも、いろんなどんぐりの種類があります。
それから、もっとわかりやすい さがしかたがあったら、教えてください。もくじ
どんぐりって、なぁに?
ぼうしから見る、いろんなどんぐり
花と、どんぐりが実る季節のちがい
どんぐりとにているもの
「どんぐりころころ」のおはなし
どんぐりについてのホームページ
お・ま・け
どんぐりっていうのは、樹(き)の名前ではありません。
樹(き)を、いろんな なかまに分けると、その中に「ブナ科」というなかまがあります。ブナ科のなかまにも、いろんな樹(き)があります。その中でも、まるっこい、固い実をつける樹(き)が、いろいろあります。この、まるっこい固い実のことを どんぐりと言います。人によって分けかたは、ビミョーにちがいます。どんぐりのぼうしは、むずかしい言葉で「殻斗(かくと)」と言われますが、「殻斗(かくと)」があっても、ここではどんぐりとしていないものもあります。ゆんが、はっきりと、どんぐりだとしているものは、
の、20種類です。
ミズナラ コナラ カシワ ナラガシワ モンゴリナラ(?) クヌギ アベマキ ウバメガシ イチイガシ ハナガガシ ツクバネガシ アカガシ シラカシ ウラジロガシ アラカシ ツブラジイ スダジイ シリブカガシ マテバシイ オキナワウラジロガシ
ぼうしから見る、いろんなどんぐりどんぐりのぼうしのことを「殻斗(かくと)」といいます。 |
もさもさのかみの毛みたい
1 葉っぱは、細長い
●クヌギ
●アベマキ
じつは、アベマキとクヌギは、どんぐりでは ほとんど見分けがつきません。
くわしくは、 アベマキとクヌギの見分けかたへ
2 葉っぱは、はばが広くて大きい
●や●の説明
しましまがある
1 葉っぱのふちのギザギザは半分くらい
1) 1年でどんぐりになる
2) 2年でどんぐりになる
2 葉っぱのふちはギザギザがない
●アカガシ●オキナワウラジロガシ
うろこみたい
1 葉っぱのふちがギザギザ
※モンゴリナラは、まだどういう名前にしようか、きちんと決められてないそうです。
●モンゴリナラ(?)
2 葉っぱのふちのギザギザは半分くらい
●ウバメガシ
3 葉っぱのふちはギザギザがない
どんぐりの全部をつつんでいて、じゅくすと割れる
どんぐりが実る樹(き)には、いろんな種類があったり、同じ樹(き)でもいろんな名前のよびかたがあります。くわしいことは、それぞれの樹(き)の名前をクリックしてね!クリックするのは、字の下に線が入っているところです。
どの樹(き)の名前かわからないときは、さがしてみよう!→ ページさがし(サイト内検索)
1年目 2年目 春 夏 秋 冬 春 夏 秋●春に花がさいて
その年の秋に実る
ミズナラ
コナラ
カシワ
ナラガシワ
モンゴリナラ
イチイガシ
シラカシ
アラカシ花がさく→
だんだん
大きくなる→どんぐり ●春に花がさいて
次の年の秋に実る
クヌギ
アベマキ
ウバメガシ
ハナガガシ
ツクバネガシ
アカガシ
ウラジロガシ
オキナワウラジロガシ
ツブラジイ
スダジイ
マテバシイ花がさく→
どんぐりの
赤ちゃんが
できる
→→→→→
冬をこす→
→だんだん 大きくなる →どんぐり ●秋に花がさいて
次の年の秋に実る
シリブカガシ 花がさく→
どんぐりの
赤ちゃんで
冬をこす
→だんだん 大きくなる →どんぐり どんぐりって、なぁに?
ぼうしから見る、いろんなどんぐり
花と、どんぐりが実る季節のちがい
どんぐりとにているもの
「どんぐりころころ」のおはなし
どんぐりについてのホームページ
お・ま・け
ブナ科のなかま
へんてこ樹木(じゅもく)図鑑(ずかん)では、どんぐりのなかまに入れていませんが、どんぐりだと言う人もいます。
その他
にているけど、どんぐりではありません。
今から、ずいぶん前のこと。子どもが、まだ2才半だったときのことです。「どんぐりころころ」のうたをうたっていたら子どもがポロポロなみだをこぼすのです。「どんぐりさん、おうちにかえれたんか?ドジョウさん、おくってくれたんか?」と。わたしは、たった2才半の子が、こんなにも感情(かんじょう)ゆたかなのかと
おどろいて、びっくりしてしまいました。
それが、最近(さいきん)になって新聞でこの「どんぐりころころ」の続きの歌詞(かし)を知ったのです。宮城県(みやぎ)の松島の小学校でうたわれていると おききました。
今では、その子はもう大きくなりました。この3番の歌詞(かし)を教えてやると、「りすって、どんぐりを食べちゃうのじゃなかったかしら?」と言ってるんですよ。 |
さて、ゆんがいろいろと、お話をしいてたら、そのおかあさんの子どもさんが行っている学校の先生が松島の小学校まで行ってきいてきた お話がありました。「どんぐり ころころ」の歌詞(かし)は2番までつくってあって、3番は子どもたちが自分でつくるようにと、あえてつくられなかったそうです。みなさんも、3番目の歌詞(かし)、つくってみてはいかがですか?
*「どんぐり ころころ」作詞者は宮城県松島町出身の、青木存義(1879-1935)。
いろいろある、どんぐりについてのホームページ
杜(もり)の哲人(てつじん)〜もりで遊ぼう!〜には
ドングリ入門といって、ドングリの説明や樹(き)のことが書いてあったりドングリを食べてみようというページがあります。どんぐり便りには
どんぐりについて、いろいろなことがのっています。ひろったり、食べたり、育てたり、やってみてください。白坂シマリス研究所には
どんぐりの図鑑(ずかん)が、かわいい絵でのっています。クッキングやどんぐりの本をしょうかいしたページもあります。
どんぐりの樹(き)のなかには、2種類の樹(き)の特徴(とくちょう)がまざったような種類があります。
たとえば、カシワモドキ(カシワ+ミズナラ)、コガシワ(カシワ+コナラ?)、オオツクバネガシ(アカガシ+ツクバネガシ)などがそうです。同じ種類の樹(き)でも、葉っぱやどんぐりの大きさがちがう樹(き)がよくあります。とくにマテバシイでは、どんぐりの長さが2倍くらいちがいました。
その他にも、葉っぱのうらが白くないウラジロガシ、葉っぱにギザギザがあるツクバネガシなどがあり、とてもめずらしいということです。
それから、モンゴリナラ(蒙古楢)というコナラのなかまがあるらしいのですが、日本の一部の場所にしか生えてないらしいです。葉っぱはミズナラににているけど、どんぐりの形がミズナラとはちがうそうです。
ほかにも、どんぐりによっては、すぐにひからびてしまうのとか、机の引き出しに入れていてもひからびずに、いつのまにか根っこが出ていたりするのがあります。
それに、たくさんどんぐりがなる年や、そうじゃない年があります。なぜ、そんなふうになるのかは、前の年の天気や樹(き)のいきおいや、その年の花のようすなど、いろんなことが原因になるようです。だから、「来年は、○○のどんぐりが豊作です」なんて予想するのは天気予報よりもむずかしいことです。
あなたも、家の近くのどんぐりがなる樹(き)のこと、見てみてください。
おまけのおまけ
ドングリウニ
ドングリウニ科 学名:Psychocidaris ohshimai海の中には、「ドングリウニ」というウニがいるらしい。
ウニにはトゲがあるけど、このトゲの形がどんぐりに
にているらしい。
日本にだけ住んでいるらしい。どんなふうに くらして
いるかは、ほとんどわかってないらしい。
ドングリウニ
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